研究発表: 銅酸化物高温超伝導体の電子状態の定説が覆る【山瀬博之 客員教授(物性物理学専攻・NIMS(連携大学院))】

2021-04-16

NIMSは、北海道大学、JASRI、東北大学と共同で、銅酸化物高温超伝導体の電子は二次元的な運動をしているという35年間の定説とは異なり、一次元的な運動が重ね合わさった状態であることを見出しました。

高温超伝導を引き起こす電子の運動状態を明らかにした今回の成果は、銅酸化物がなぜ高温で超伝導となるのかの解明につながると期待されます。

本研究成果は、Nature Communications誌にて英国時間2021年4月13日午前10時(日本時間13日午後7時)にオンライン掲載されました。

詳しくは、こちらのプレスリリースをご覧ください。