宇宙理学専攻修士課程1年の戸松勇登さんの執筆記事「【フレッシュアイズ】#220 輝くブラックホール~重力が駆動する宇宙の灯り~」が公開

2024-08-05

北海道大学公式ウェブマガジン「いいね!Hokudai」にて、宇宙理学専攻修士課程1年の戸松勇登さんが執筆した記事「輝くブラックホール~重力が駆動する宇宙の灯り~」が公開されました。この記事は、戸松勇登さんが、大学院共通授業科目「大学院生のためのセルフプロモーションⅠ」の履修を通して制作した作品です。ぜひ以下のリンクから記事をご覧ください。

記事URL: https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/like_hokudai/article/32433

【フレッシュアイズ】#220 輝くブラックホール~重力が駆動する宇宙の灯り~

宇宙には数千億個の銀河があり、多くの銀河はその中心部にブラックホールをもっています。光すら逃さない極めて強い重力をもつブラックホールは、その名の通り暗黒の存在です。
しかし、その周りを100万度以上で燦々と輝くガスが取り巻いています。時空を歪めるほどの重力に引き寄せられたガスが摩擦によって輝いているのです。それは銀河中の星を集めても敵わないほどの非常に強いエネルギーで、宇宙を総覧してみても、ブラックホールのまわりは最も明るい場所のひとつといえるでしょう。
「暗黒と激光の両面の源泉」、「宇宙でもっとも劇的な力」。私がなぜブラックホール、ひいてはそれが生み出す重力に惹かれ、宇宙を研究するようになったのか。その魅力に迫ります。

【戸松勇登・理学院修士1年】

ブラックホールのまわりのガス
ブラックホールのまわりのガス(NASA/JPL-Caltech